あす(14日)の為替相場見通し=98円台への円安基調も

 あすの東京外国為替市場の円相場は、98円台への円安を狙う展開が見込まれる。レンジは1ドル=97円50~98円70銭、1ユーロ=129円50~131円80銭。この日は、夕方にかけ97円90銭台をつける円安・ドル高が進んだ。「安倍首相が法人税率引き下げの検討を指示した」との報道を受け株高が進み、リスクオン姿勢の高まりから円売り・ドル買いが膨らんだ。これまで、抵抗線となっていた97円50銭を抜いてきたことから、円相場のモメンタム(勢い)は円安方向に振れている。債券先物が3カ月ぶりの水準に上昇するなど、市場は落ち着きを取り戻しつつある。
 この日発表の米小売売上高などの内容次第では、98~99円へとレンジは替わりそうだ。夏休みをとる投資家が多く、相場への参加者は限られているが、薄商いのなか逆に値は飛びやすい展開となりつつある。ユーロが底堅く推移していることもリスクオン姿勢を高める要因となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)