<動意株・14日>(大引け)=丸栄、渋谷工、ペプドリなど

 丸栄<8245.T>=大幅続伸。特に目新しい材料は観測されておらず、仕手系材料株の循環物色の一環として買われているもよう。株価は7月11日につけた年初来高値373円をピークに調整を続けてきたが、調整一巡感が台頭しており、自律反発狙いの買いも入っているようだ。

 渋谷工業<6340.T>=連日のストップ高。引き続き3Dプリンター関連銘柄の材料を手掛かりに物色人気を集めている。同社では再生医療システムの一環として、細胞の足場となる材料を使うことなく、細胞の塊スフェロイドを剣山状の針にプログラム通りに積み合わせていく3次元細胞積層システム 「regenova」を展開しており、3Dバイオプリンターの本命株として短期筋の注目を集めているようだ。

 ペプチドリーム<4587.T>=ストップ高。13日引け後に発表した本決算で、14年6月期に売上高13億8500万円(前期比2.0倍)、経常利益7億1400万円(同4.1倍)と大幅増収増益を見込んでいることが好感されている。医薬品のライセンス収入が増える見通しで、黒字化見通しの立てにくいバイオベンチャーの中にあって、業績拡大に結実している点が人気を集めている理由のようだ。 

 サンケン電気<6707.T>=大幅続伸。8月初旬に5日・25日移動平均線がゴールデンクロスを示現、これに合わせて株価は急速に上放れた。市場の注目度の高さは増勢を強める売買高にも反映されている。同社は半導体素子を主力に、電源分野では国内で首位を争う実績を擁するが、LED照明関連の伸びに加え、通信基地局向けのパワーシステムなど企業の設備投資意欲回復の流れの中で業績回復色が強まっている。

 第一屋製パン<2215.T>=大幅高。13日、大引け後に今13年12月期の第2四半期(1~6月)決算を発表、連結売上高で当初計画の120億円に対して123億2100万円(前年同期比1.6%減)、営業利益で2000万円に対して2億4400万円(前年同期実績2億800万円の赤字)と、上振れで着地したことを好感している。原材料価格及び光熱費の急上昇が予測されたため、特に原価率・販管費において管理強化を徹底、3年前より導入を始めた、TPS(トヨタ生産方式)活動の成果が定着しており、子会社の業績も順調に推移している。

 ウエストホールディングス<1407.T>=5日ぶり反発。同社は太陽光発電所の発電量の見通しなど性能を認証するサービスを始めると14日付の日本経済新聞が報じており、これを刺激材料に買いが先行している。同社はドイツの認証機関と提携し、日本で業務を代行する方針が伝えられている。第三者が性能を認証することにより、太陽光発電所を計画する企業が建設費調達に際して金融機関からの融資を受けやすくする。
 
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)