東京株式(寄り付き)=米株安受けて利益確定売りが先行

 15日の東京株式市場は大きく売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は204円安の1万3845円と反落。前日の独、仏など欧州株式は総じて堅調だったが、米国株市場ではNYダウが113ドル安と反落、約1カ月ぶりの安値水準に沈むなどここにきて調整色をみせており、東京市場でも利益確定売りに押されている。日経平均株価は前日までの2日間で530円、4%弱の上昇をみせており、いったん売りの出やすい水準。為替市場でも1ドル=97円台に入るなど足もと円高含みの動きにあり、主力株中心に売り圧力が強まった。ただ、海外では景気回復が強まる米国に続き、ユーロ圏では4~6月期のGDPが7期ぶりのプラスとなるなど景気底入れの兆しをみせている。中国経済もここ相次ぐ経済指標から減速懸念が緩和されており、世界景気回復の流れが売り一巡後は押し目買いを誘う可能性もある。引き続き東京市場に遅れて始まる中国・上海株の動向などがカギを握る。業種別には33業種全面安の展開で、値下がり率上位は証券、ゴム製品、不動産、鉱業、保険など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)