グリーが続急伸で900円台回復、13年6月期最終53%減益も悪材料出尽くし

 グリー<3632.T>がカイ気配で始まるなど寄り付きから買いが集中、900円台を回復した。同社が14日発表した13年6月期の連結決算で売上高は前の期比3.8%減の1522億3800万円、最終利益は同53.1%減の225億1400万円だった。スマートフォンの急速な普及に伴い、従来型の携帯向けゲームの課金収入の落ち込みが利益を押し下げている。また、一部のタイトル関連資産などの減損損失57億1100万円と有価証券評価損28億7700万円を特別損失に計上したことも響き、期末配当(=年間配当)は前の期の30円から16円減配し14円とするなど厳しい内容だった。しかし、株価は今年4月以降の大幅調整で業績悪を織り込んでおり、目先悪材料出尽くしとの見方から買いを集めている。信用取組は大幅な売り長で信用倍率は0.6倍台。逆日歩はついておらず、つなぎ売りの割合が高いこともうかがわれるが、目先はカラ売りの買い戻しによる浮揚力も働いているとみられる。

グリーの株価は9時50分現在928円(△74円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)