東京株式(前引け)=閣僚発言など嫌気し利食い圧力強まる 

 15日前引けの日経平均株価は前日比229円安の1万3821円と大幅反落。前場の東証1部の売買高概算は11億1396万株、売買代金は8328億円。値上がり銘柄数は290、対して値下がり銘柄数は1335、変わらずは122銘柄だった。全体の76%強の銘柄が下げている。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場ではNYダウが反落し約1カ月ぶりの安値水準に沈んだことを受け、利益確定売りが優勢となった。日経平均株価は前日までの2日間で530円と急伸した反動もあり、先物売りを受けた裁定解消売り圧力も加わり下げ幅が大きくなった。安倍首相が関係府省に検討を指示したと伝えられる法人実効税率の引き下げについて、複数の閣僚から否定的ともとれる発言が相次ぎ、これを嫌気する売りが軟調相場を助長する形となっている。
 個別ではソフトバンクが安く、ファーストリテも軟調。トヨタ、富士重も安い。ネオス、丸栄、Jパワーなども大幅安。クラレ、シチズンHDも売られた。半面、グリーが東証1部トップの売買代金を集め急騰。ディーエヌエーも買いが先行している。商船三井、川崎汽など大手海運株も値を飛ばしている。モノタロウが急伸、マキタ、Vコマースも高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)