<動意株・15日>(大引け)=アプリックス、ラサ工、リアルコムなど

 アプリックスIPホールディングス<3727.T>=ストップ高。同社はJava技術を使った携帯向けソフトを開発しており、家電分野で成長期待が大きいM2M(機器間無線通信)への展開で注目されている。足もと開発費負担が重く、業績面では12年12月期に続き今期も赤字が続く見通し。ただ、「自己資本比率が83%と高いことに加え、同社の筆頭株主がNTTドコモであることから買い安心感がある」(市場関係者)。また、ゲームコンテンツ開発へ新境地も開拓している。

 ラサ工業<4022.T>が急伸。「主力株が手掛けづらく、新興市場でも頼みのバイオ関連株が軒並み追い証発生で動きが封じられており、阿吽の呼吸で東証1・2部の低位材料株に短期資金が向かっている」(中堅証券)という。同社株も低位の値ごろ感に加え過去の仕手化実績に着目した買いが流入した。経営再建途上にあるが、半導体ウエハー再生事業からの撤退が功を奏し、14年3月期通期の経常利益は53.5%増の6億円を見込んでいる。

 リアルコム<3856.T>=ストップ高。14日引け後に発表した連結本決算で、13年6月期が売上高23億300万円(前の期比72.4%増)、営業利益2億500万円(同2.2倍)、純利益1億1600万円(同3.7倍)と大幅増収増益となったのに続き、14年6月期も売上高33億7900万円(前期比46.7%増)、営業利益5億2500万円(同2.6倍)、純利益4億5200万円(同3.9倍)と引き続き大幅増収増益を見込んでいることが好感されている。

 渋谷工業<6340.T>=ストップ高。前日まで連日のストップ高に買われるなど需給相場の様相を強めていたが、一段と買い人気が加速している。理化学研究所発ベンチャーの日本網膜研究所、ニコンとともに同社がiPS細胞を使った再生医療を低コストで実現するための技術開発に動き、17年度をメドに病気や事故で傷ついたところを移植する「細胞シート」の量産装置を開発する方針にあることを、15日付の日本経済新聞が報じており、これを材料視する買いが流入した。

 まんだらけ<2652.T>=続急伸。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(10~6月)決算で、売上高70億900万円(前年同期比9.4%増)、経常利益9億9700万円(同2.0倍)となったことが好感されている。前期に移転・大型化の札幌、小倉店をはじめ既存店が順調に推移したほか、経費抑制に努めたことが奏功した。

 カービュー<2155.T>=大幅高。時価は底値圏にあることに加え、来15年3月期に、現在進めているヤフーとの連携効果がフルに発現することから業績急拡大局面が予想され、これを背景に継続的な買いが入っている。同社が運営するカー情報サイトはヤフーとのサイト統合などでヤフートップページからの顧客誘導を見込むなど展開力が大きく増幅、今14年3月期経常利益は73%増益の3億7500万円予想だが、「来期は今期予想比倍増の7億5000万~8億円見当と回復が加速する見通し」(証券系調査機関)にある。
 
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)