外為サマリー:1ドル97円60銭台へ円高進む、月例経済報告や要人発言を材料視

 15日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円69~70銭近辺と前日午後5時時点に比べ50銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=129円82~86銭と同48銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は午前10時半過ぎから昼の時間帯にかけ円高・ドル安が進行した。この日、内閣府が発表した月例経済報告には「物価の動向を総合してみるとデフレ状況ではなくなりつつある」と記述があり、消費税増税が意識され景気減速懸念から円買い・ドル売りが膨らんだ。また、麻生太郎副総理・財務金融相が「法人税率は引き下げても効果が少ない」と述べたことも、円買い要因となった。日経平均株価が大幅安となるなか、リスクオフ姿勢が強まり円高・ドル安が進んだ。この日は、米国で7月鉱工業生産の発表などがあり、その内容が注目されている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3289~90ドルと同 0.0019ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)