午後:債券サマリー 先物は小幅反発、お盆休みで参加者は限定的

 15日の債券市場では、先物中心限月9月限は小幅反発。為替の円高が進み、日経平均株価が下落するなか債券市場には買いが先行した。
 後場の先物は144円12銭でスタートし、引けに144円03銭に下落した。この日、麻生太郎副総理・財務金融相が「法人税率は引き下げても効果が少ない」と述べたことを受け、法人税減税への期待が後退し、円高・株安が進行した。また、内閣府が発表した8月の月例経済報告には「物価の動向を総合してみるとデフレ状況ではなくなりつつある」と記述があったことも、市場の憶測を呼び波乱要因となった。お盆休みで市場参加者は限られ、出来高は1兆円台前半と薄商い状態が続いた。
 この日の先物9月限は144円07銭で始まり、高値は144円15銭、安値は144円03銭、終値は前日比9銭高の144円03銭。出来高は1兆3870億円。10年債の利回りは前日比0.010%低下の 0.740%、 20年債は同0.020%上昇の1.680%、30年債は同0.025%上昇の1.800%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)