<株式トピックス>=〝アベノミクス上昇相場〟で、外国人が初の3週連続売り越し

 東証が15日大引け後に発表した8月第1週(5~9日)の投資部門別売買動向(東京、名古屋2市場の1・2部と新興市場の合計)によると、外国人投資家が3週連続での売り越しとなった。売越額は、1010億円(前週は204億円の売り越し)と膨らんだ。この週は外国為替市場で、1ドル=95円水準へと円高・ドル安が急速に進行したことを嫌気して、日経平均株価が大幅に反落した。
 外国人投資家の3週連続の売り越しは、昨年11月半ば以降の、〝アベノミクス上昇相場〟がスタートして以降では初となるため、市場参加者の関心を集めているようだ。
 ただ、市場関係者からは「3週連続の売り越しといっても、金額的には限定的(3週の合計で1724億円)で、いまのところ外国人投資家の中長期的スタンスでの買い越し姿勢に変化はなさそうだ。特に外国人投資家にとって関心の高い〝財政再建〟の焦点となる消費増税が従来の予定通りの実施となれば、それを好感した買いが期待できそうだ」との見方が出ていた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)