東京株式(大引け)=102円安、米国株軟調を受けて続落

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 16日の東京株式市場は引き続き薄商いの中で、前日の米国株安や円高進行を受けて朝方から売り優勢の展開。寄り付きに220円超の下げとなったが、その後は切り返し歩調に転じた。ただ、実需の買い意欲に乏しく、大引けは再びマイナス圏に沈んだ。
 大引けの日経平均株価は、前日比102円安の1万3650円と続落。東証1部の売買高概算は18億7447万株、売買代金は1兆6246億円と低調商いが続いている。値上がり銘柄数は426、値下がり銘柄数は1184、変わらずは143銘柄だった。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場では8月の景気指標が低調だったことなどを受けてNYダウが225ドル安と続急落、これを受けて主力株中心に広範囲に売りがかさむ展開で始まった。為替市場ではリスクオフの流れを反映して円高が進行したことも警戒感につながった。しかし、寄り後は徐々に戻り足に転じ、後場は為替市場が1ドル=97円台後半へと円安方向に振れたことや中国・上海株が急伸したことなどを背景に、先物主導でプラス圏に切り返す場面もあった。
 個別では、トヨタ、ソフトバンクが冴えず、グリーも朝方カイ気配で始まったが引けは大きく売りに押される展開となった。NTTも安い。CTC、リブセンス、エイベックスなども大幅安となっている。一方、渋谷工が4日連続ストップ高となった。JIN、ゼリア新薬なども値を飛ばした。Vコマース、セガサミーHDなども物色人気を博している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)