午後:債券サマリー 先物は続落、米長期金利上昇への警戒続く

 16日の債券市場では、先物中心限月9月限は反落。米国長期金利が上昇したことを受け、日本でも金利上昇懸念が強まった。
 後場の先物は143円87銭でスタートし、一時143円77銭まで下落した。この日は、「残存期間1年超3年以下」のほか、「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」の買いオペが実施された。応札倍率はそれぞれ4.90倍、4.53倍、3.16倍だった。国債買いオペの実施により、市場の需給改善期待が高まった。米国では15日に長期金利が一時、2.82%と約2年ぶりの水準に上昇した。これを受け、日本市場でも金利上昇懸念が出ており、今後の米国金利動向への関心が高まっている。
 この日の先物9月限は144円01銭で始まり、高値は144円01銭、安値は143円75銭、終値は前日比19銭安の143円84銭。出来高は1兆8156億円。10年債の利回りは前日比0.015%上昇の 0.755%、 20年債は同0.010%上昇の1.685%、30年債は同0.015%上昇の1.815%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)