【ジリ安】上値は重い展開続くか?

【予想レンジ】96.40-98.30 【予想時刻】2013/8/16 18:30
昨日は新規失業保険申請件数の好結果、セントルイス連銀総裁の発言などを材料に上昇しましたが、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産、フィラデルフィア連銀景況指数の結果や株価の下落を受け反落する展開となりました。値動きが大きく、夏休みモードからの流動性の薄さを実感させられる相場となりました。本日も夏休みモードプラス週末ということで同様にこの流動性が薄い状況が続くと思われます。
本日は米国時間に住宅着工件数、建設許可件数、ミシガン大消費者信頼感指数の速報値の発表が予定されています。ミシガン大消費者信頼感指数に関してはアンケートの対象者の数が少ないことから市場予想との乖離がおきやすい経済指標であることから注意が必要です。
昨日の流れをみていると今までの金融緩和早期縮小観測が強まる→ドル買いという単純なシナリオだけでなく、金融緩和早期縮小観測→株価下落→リスク回避という逆のシナリオも想定され、神経質な推移が続くことが予想されます。
今夜は経済指標の結果にもよると思いますが、金融緩和早期縮小観測が株価の上値を抑え、ドル円がジリジリと安値を切り下げる展開を予想します。

三角持ち合い崩れるか?
テクニカルではドル円は日足ベースで「三角持ち合い」と呼ばれる推移を続けています。高値を切り下げ、安値を切り上げ、価格が収縮している状態。どちらかに抜けた方向へ価格が大きく動く可能性が高いとされています。現在、そのちょうど真ん中あたりを飛行中です。来週にかけて上下どちらかに抜ける可能性が高まってきており、抜けた方へプライスが走ると考えられます。上に抜けると103円台、下へ抜けると93円台まで走る可能性もあると思われます。
ポジションの偏り
ドル円の見通しは強気なものが目立ちますが、絶対的なものではなくリスクも存在するということにも頭の片隅に置いておく必要があります。その一つがポジションの偏りです。現在、投機筋の通貨先物ポジション状況、OANDAの顧客のポジション状況を見ても買いポジション(円売りポジション)を保有しているプレイヤーの方が多くなっています。何かのきっかけで円買いが強まるようなシーンとなった場合に、彼らの決済取引が上値を抑えたり、下落を加速させる可能性があります。