バイオ関連軒並み高、投げ売り一巡しリプロセルが牽引役に

 リプロセル<4978.T>が5連騰となるなど底入れの動きを強める中で、タカラバイオ<4974.T>やナノキャリア<4571.T>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>などバイオ関連株が軒並み高。「(バイオ関連の)投げが一巡し、トレンド転換を目ざとく察知した個人投資家の買いが集中する形」(中堅証券営業体)となっている。
 バイオ関連は信用取引の追い証に伴う投げなども出てここ急激な調整を示すものが多かったが、目先売り圧力が和らいでいる。「直近IPO銘柄で市場の注目度が高いリプロセルが、8月13日に上場後安値となる7900円まで売られたあと、下ヒゲをつける形で同日リバウンドしたのを契機に地合いが変化した」(同)という。
 リプロセルはiPS関連として鳴り物入りで6月26日に上場したが、上場初日と2日目は人気が集中し値がつかない状況だった。ただ、寄った後は1万8000円台から短期間で半値以下に売られる展開となり、その他バイオ関連株の急落→追い証発生を助長させた要因にもみられている。同社は8月末時点の株主に対して1対5の株式分割を実施すると発表しており、足もとは分割権利取りを狙った買いが観測されている。

リプロセルの株価は10時30分現在1万1110円(△500円)
タカラバイオの株価は10時30分現在2215円(△70円)
ナノキャリアの株価は10時30分現在17万8600円(△1万3400円)
J・TECの株価は10時30分現在40万円(△2万2000円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)