<私の相場観>=三木証券・投資情報部長 高橋 春樹氏

 当面閑散商いが継続するなか、方向感の読みづらい展開が続きそうだ。TOPIX(東証株価指数)の推移を見ると、5月23日の高値1289から6月7日安値1033までの下落幅の半値戻し水準は1161。今後も当面はこの水準を挟んで、1120~1200の狭いレンジでのボックス相場が続きそうだ。

 9月に入ると、アベノミクスの新たな成長戦略や、設備投資減税、消費増税などの税制改革の論議が本格化するのに加え、7~9月期業績の輪郭が判明することによる下期業績の上方修正に期待が掛かる。さらに五輪の東京開催が決まれば、全体相場が上放れることになりそうだ。物色対象としては、米国などでの販売好調と円安メリットを享受する自動車株、さらに五輪関連銘柄が焦点となる。

 個別銘柄では、自動車関連のトヨタ自動車<7203.T>、富士重工業<7270.T>、五輪関連では、東京招致オフィシャルパートナーで、カジノ関連でもあるセガサミーホールディングス<6460.T>、スポーツ用品のアシックス<7936.T>、デサント<8114.T>に注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)