<動意株・19日>(前引け)=空港施設、重松製、リアルコム

 空港施設<8864.T>=ストップ高で5日続伸。19日付の産経新聞が「羽田空港の沖合滑走路や国際線ターミナルの新設事業に伴って発生した空港跡地を『国家戦略特区』拠点にする構想が政府内に浮上していることが分かった」と報じたことを材料視。記事によると、構想では中小製造業支援、クールジャパン、先端医療の3分野を集積するとしており、格納庫や整備工場、航空貨物ターミナル施設などの賃貸や、冷暖房などの熱供給といった事業を手掛けている同社にメリットが大きいとの見方が広がっているようだ。

 重松製作所<7980.T>=急反発。18日の夕方に、鹿児島市の桜島の昭和火口で爆発的噴火があり噴煙が観測史上、最も高い5000メートルまで上がったことから、火山灰対策として産業用防毒マスクの大手である同社製品の需要増を見込んだ買いが入ったようだ。火山灰はガラスの粒子のような形状で、これを吸い込むと大きな健康被害が生じることから、マスクの使用は必要不可欠となる。

 リアルコム<3856.T>=ストップ高カイ気配。16日、大引け後に前13年6月期決算で「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消したと発表したことが好感されている。前連結会計年度中に借入金約4億2300万円の一部を返済し、残りの約4億円を5年間の長期借入金へ契約を変更。業績、財務基盤は前の期を上回り、継続企業の前提について重要な疑義を生じさせる状況は解消されたと判断している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)