<動意株・19日>(大引け)=ネオス、田淵電機、エイベックスなど

 ネオス<3627.T>=後場一段高。同社はこの日、「初音ミク」などの開発・販売を行うクリプトン・フューチャー・メディアが提供するAndroidスマートフォンサービスサイト「初音ミクモバイル」に、きょうからアプリ・ライブ壁紙・スタンプ素材を使い放題で提供する月額制サービスのソリューション提供を開始したと発表したことが好感されている。「初音ミク」をはじめとするキャラクターのデジタルコンテンツが使い放題で楽しめるようになるとしており、業績編寄与が期待されている。

 田淵電機<6624.T>=大幅続伸。8月12日には370円まで売られたが、14年3月期の第1四半期連結営業利益が7億8600万円(前年同期実績2億2200万円の赤字)と大幅な黒字転換を計上しており、通期予想の35億円(前期比2.9倍)達成へ向けての業績拡大基調が再度評価される動き。世界最高レベルである変換効率を実現した太陽光発電用パワーコンディショナーを手掛けていることから再生可能エネルギー関連としても注目。

 エイベックス・グループ・ホールディングス<7860.T>=急反発。決算発表直後から株価は急落していたが、短期的な突っ込みへの警戒感から、この日は自律反発狙いの買いが入ったもよう。第1四半期(4~6月)連結決算は、営業利益が30億1100万円(前年同期比32.8%増)と、第1四半期としては過去最高を更新していることから、好業績見直しの動きもあるようだ。

 空港施設<8864.T>=ストップ高。19日付の産経新聞が「羽田空港の沖合滑走路や国際線ターミナルの新設事業に伴って発生した空港跡地を『国家戦略特区』拠点にする構想が政府内に浮上していることが分かった」と報じたことを材料視。記事によると、構想では中小製造業支援、クールジャパン、先端医療の3分野を集積するとしており、格納庫や整備工場、航空貨物ターミナル施設などの賃貸や、冷暖房などの熱供給といった事業を手掛けている同社にメリットが大きいとの見方が広がっているようだ。

 重松製作所<7980.T>=反発。18日の夕方に、鹿児島市の桜島の昭和火口で爆発的噴火があり噴煙が観測史上、最も高い5000メートルまで上がったことから、火山灰対策として産業用防じんマスクの大手である同社製品の需要増を見込んだ買いが入ったようだ。火山灰はガラスの粒子のような形状で、これを吸い込むと大きな健康被害が生じることから、マスクの使用は必要不可欠となる。

 リアルコム<3856.T>=ストップ高。16日、大引け後に前13年6月期決算で「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消したと発表したことが好感されている。前連結会計年度中に借入金約4億2300万円の一部を返済し、残りの約4億円を5年間の長期借入金へ契約を変更。業績、財務基盤は前の期を上回り、継続企業の前提について重要な疑義を生じさせる状況は解消されたと判断している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)