午後:債券サマリー 先物は続落、米長期金利上昇を警戒も

 19日の債券市場では、先物中心限月9月限は続落。円安が進み株式市場が上昇したことを受け債券市場には売り物が先行した。
 後場の先物は143円80銭でスタートし、一時143円72銭まで下落した。米国では16日に長期金利が一時、2.86%まで上昇。米国の金融緩和縮小の早期開始観測が強まり金利上昇懸念が再燃している。また、エジプト情勢の緊迫化に伴う原油価格の上昇がもたらす市場への影響も懸念されている。この日の午前8時50分に発表された7月の貿易収支が1兆240億円の赤字と市場予想(7735億円の赤字)を上回ったが、債券市場の反応は限定的だった。あすは40年債入札が予定されている。
 この日の先物9月限は143円79銭で始まり、高値は143円91銭、安値は143円72銭、終値は前週末比11銭安の143円73銭。出来高は1兆2453億円。10年債の利回りは前週末比0.010%上昇の 0.765%、 20年債は同0.005%上昇の1.690%、30年債は同変わらずの1.810%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)