外国人投資家のリスク許容度低下から売り圧力懸念

買い材料難で手控え、米株式市場の一服を懸念
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8月19日 20:13更新
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 あす(20日)の東京株式市場は、手掛かり材料難から引き続き薄商いが続きそうだ。日経平均株価は、方向感に乏しい値動きが予想されるが、株価指数先物主導の地合いのため、前場と後場で物色の流れが大きく変化する可能性もある。米株式市場でNYダウ平均株価は、約1カ月半ぶりの安値水準に低下しており、外国人投資家のリスク許容度低下から、東京市場でも売り圧力の広がりが懸念される。

 週明け19日の東京株式市場は、朝方やや買い先行で始まった後はマイナス圏に沈むなど方向感に乏しい展開。後場に入ると上海株が4日ぶりに反発する動きをみせたのを手掛かりに上値を追い、薄商いのなか先物主導で高値引けとなった。日経平均株価終値は前週末比108円高の1万3758円と反発した。東証1部の売買代金は1兆2566億円と今年最低を更新した。
<トピックス>東証マザーズ指数は5日続伸
 週明け19日の東京株式市場は、お盆休み明けにより国内投資家の市場への復帰が予想されたが、東証1部の売買代金は1兆2566億円と今年最低を更新する期待外れの結果となった。これで売買代金の2兆円割れは6営業日連続。

 日経平均株価は、後場に入ると上海株市場が4日ぶりに反発する動きをみせたのを手掛かりに上値を追い、薄商いのなか先物主導で高値引けとなり、前週末比108円高の1万3758円と反発した。

 東証1部市場のエネルギー不足とは対照的に、堅調地合いとなっているのが新興市場だ。なかでも19日の東証マザーズ指数は、前週末比21.43ポイント高の715.01ポイントと5日続伸。活況を牽引しているのは、タカラバイオ<4974>やナノキャリア<4571>、アンジェスMG<4563>、ペプチドリームなどのバイオ関連銘柄。ジャスダック市場でも、リプロセル<4978>、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>などが大幅高となっている。

 新興市場のバイオ関連銘柄は、信用取引の追い証発生に伴う見切売りなども出て、株価が短期間に大幅な下落を強いられたことから、結果として目先売り圧力が和らいでいる。当然のことながら、株価がある程度反発してくると、戻り売りも想定される。

 ただ、東証1部市場の閑散商いが長期化するなかで、個人投資家にとってはボラティリティの高い新興市場への投資は、ひとつの選択肢となりそうだ。