<私の相場観>=インベストラスト・代表取締役 福永 博之氏

 今週、来週の全体相場は小幅なレンジでの方向感に乏しいもみ合い商状が続きそうだ。日経平均株価は、1万3500~1万4500円の範囲での値動きとなりそうだ。

 ただ、最近の株価指数先物主導の相場展開のなかでは、前場と後場で方向感が大きく変化することも考慮しておかなければならない。

 気懸かりなのは、米株式市場に変調の兆しが見えてきたことだ。NYダウ平均株価は、19日まで4営業日続落で、1万5000ドル割れ寸前まで低下している。モメンタムから判断するとやや調整基調にあり、日経平均株価へのマイナス影響も懸念される。

 経済指標としては、7月のユーロ圏PMI(製造業購買担当者景気指数)速報値の内容に注目している。事前予想に比べ好調な数値が発表された場合は、外国為替市場でユーロ高・円安の進行が想定され、これが円安・ドル高にも波及して株価上昇につながる可能性もある。

 また、2020年のオリンピック・パラリンピックの開催が東京に決定すれば、関連銘柄が幅広く物色されることになりそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)