<話題の焦点>=消費関連株を攻める! 今期月次売上好調な有望6銘柄

 株式市場は〝鶴の一声〟ならぬ〝アベの一声〟で株価の居どころを大きく変えた。アベノミクスを逆さ読みすると「竦(すく)みのベア」、すなわち売り方(=ベア)がすくんでしまう上昇相場を暗示していた!?ともいえる。

 もっとも投資家にとっては福音となったアベノミクスも、一般庶民にとってどうなのかはまだ審判が下っていないようにもみえる。バロメーターとなるのは、個人の財布のひも、すなわち消費の動向だが、高額商品の分野では回復傾向が顕著となっているものの、これは株式市場上昇に伴う資産効果による部分も大きい。株高の恩恵の届きにくい低所得者層にとっては、脱デフレどころか、収入の伴わない物価上昇は局地的スタグフレーションという笑えない状況を作り出しかねない。

 では、日経平均が5月23日に1143円安という記録的な急落をみせてから6月中旬にかけての株価下落期間中の消費動向はどうだったか。三段論法でいけば、6月の統計が吉と出れば、一般庶民にもアベノミクスの恩恵が及んでいることを証明する形となる。

 果たして、6月の百貨店売上高における身のまわり品の売上高は前年比14%増という2ケタの伸びを示した。宝飾品だけでなく、実用品全般も好調。消費者のマインドは広く改善の方向を示していることが分かる。

 こうした状況下で、投資対象としては個人消費関連の勝ち組企業に照準を絞りたい。今期に入ってから月次売上高がひと際好調な有望6銘柄を抜粋した。

◆既存店月次売上高の好調続く消費関連企業

  銘柄<コード>    6月の月次売上高  株価(円)

ABCマート<2670.T>  11.2%増     4310
スターバックス<2712.T> 11.7%増   9万5300
Jフロント<3086.T>   16.6%増      733
H2Oリテイル<8242.T> 26.0%増      829
Uアローズ<7606.T>    9.4%増     3985
スギHD<7649.T>     4.5%増     3880

※株価は8月19日現在

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)