渋谷工が切り返し急、初押しは買いの展開に

 渋谷工業<6340.T>が切り返しに転じている。同社は本拠地の金沢で製造ラインを新設して細胞培養機器の量産を図るなど再生医療関連の一角として注目、特定資金の買い攻勢思惑を背に8月9日から突発人気化の経緯をたどった。その後、理化学研究所発ベンチャーの日本網膜研究所、ニコンとともに再生医療を低コストで実現するための技術開発に着手し、17年度をメドに病気や事故で傷ついたところを移植する「細胞シート」の量産装置を開発する方針にあると報じられたことから買い人気が加速した。
 初動時前日の株価は800円台で、20日には2865円まで買い進まれるなど株価は3.5倍の暴騰を演じたが、前日は利益確定の売りに7日ぶり反落となっていた。きょうは、“初押しは買い”の格言が功を奏す形で、全般主力株への買いが手控えられる中、材料株代表として需給先行の戻り足を演じている。

渋谷工の株価は13時28分現在2552円(△176円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)