<動意株・20日>(大引け)=渋谷工、メディネット、住石HDなど

 渋谷工業<6340.T>=切り返し急。同社は本拠地の金沢で製造ラインを新設して細胞培養機器の量産を図るなど再生医療関連の一角として注目、特定資金の買い攻勢思惑を背に8月9日から突発人気化の経緯をたどった。その後、理化学研究所発ベンチャーの日本網膜研究所、ニコンとともに再生医療を低コストで実現するための技術開発に着手し、17年度をメドに病気や事故で傷ついたところを移植する「細胞シート」の量産装置を開発する方針にあると報じられたことから買い人気が加速した。 

 メディネット<2370.T>=後場急騰しストップ高。前引け後に同社独自の「樹状細胞」に関する特許が米国で成立したと発表したことを好感。今回、特許が成立した技術は、同社が既に提供している樹状細胞ワクチンの調製方法で、従来の方法に比べ、強力な樹状細胞を調製することができるというもの。既に欧州や豪州、韓国、日本で特許を取得しているが、今回の米国での特許取得により、今後も積極的な事業拡大が期待されている。

 住石ホールディングス<1514.T>=急伸。ここエジプトの政情混乱なども背景に原油市況が上昇指向を強めており、代替エネルギーへのニーズも高まっている。「そのなか低コストの石炭火力発電は見直し余地が大きい」(市場関係者)という見方から関連株が注目され始めた。現在、世界で見た場合、発電に占める石炭火力の割合は約40%を占める主流となっている。日本でも最近はLNGの輸入急増が、電気料金の上昇につながっていることもあり、安い石炭を利用して国民負担を緩和すべく、既に政府は石炭火力発電の新増設の推進に向けて動き出している。

 シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687.T>=4日続伸。サンクスからローソンブランドへの店舗転換が前期で全て完了し業績回復が鮮明化、今14年2月期は第1四半期連結経常利益で9700万円(前年同期実績4億4600万円の赤字)となり、通期経常利益予想の3億円(前期実績3億5400万円の赤字)達成へ向けて順調に推移していることが再度評価されている。7月の全店売上高も前年同期比1.4%増と足もとも好調に推移している。

 カービュー<2155.T>=全体軟調相場に抗して急反発。底練り十分で上値期待が浮上している。同社はカー情報サイト「カービュー」を運営、ヤフー傘下で「ヤフー!自動車」とのサイト統合などに伴う連携効果から業績は大きく変貌途上にある。今14年3月期経常利益は73%増益予想にあるが、15年3月期はヤフーとの連携効果がフルに発現し、一部調査筋は最終利益段階で今期予想比倍増を試算している。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)