東京株式(大引け)=361円安、アジア株急落で後場波乱

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 20日の東京株式市場は安く始まった後、いったん戻り足に転じたが、後場は先物に引っ張られて波乱展開となり日経平均株価はほぼ安値圏で引けた。
 大引けの日経平均株価は前日比361円安の1万3396円と急反落となった。東証1部の売買高概算は20億105万株、売買代金は1兆7953億円。値上がり銘柄数は195、値下がり銘柄数は1498、変わらずは67銘柄だった。売買代金は引き続き2兆円を割り込む低水準が続いているが、後場は急落時に押し目買いも入ったもようで商いが膨らんでいる。
 きょうの東京市場は、前日の欧米株式市場が総じて軟調で、米国株市場ではNYダウが4日続落となったことなどから売り先行で始まった。米国では長期金利が上昇傾向を強めている。これは、為替市場では円売りドル買いの思惑につながるが、リスクオフの流れの中で1ドル=97円台でむしろ円高含みに推移、全般見送りムードを助長している。リスクオフの流れを決定付けたのはアジアの新興国株式の急落で、これが後場後半の先物を絡めた乱調地合いに反映、日経平均は大きく下値模索の展開となった。
 個別では、トヨタ、富士重が安く、日野自、スズキは大幅安となった。ファーストリテも大きく売られた。ソニーが安く、タケエイ、ヤマハ発の下げもきつい。太陽誘電、SMKなども売られた。半面、ケネディクスがしっかり、NTTドコモも買いが先行。材料株では、渋谷工が大きく切り返し、石井鉄が商いを伴い大幅高。住石HDも買われた。タカラレーベンも高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)