午後:債券サマリー 先物は急反発、40年債入札は無難にこなす

 20日の債券市場では、先物中心限月9月限は3日ぶりに急反発。為替の円高が進み、日経平均株価が急落したことから安全資産の債券に買いが流入した。
 後場の先物は143円77銭でスタートし一時、144円03銭に上昇した。この日、実施された40年債(第6回債、クーポン1.9%)は入札の結果、応募者利回りは1.92%、発行価格は99円45銭で決まった。応札倍率は3.37倍だった。前回5月の同倍率は2.64倍であり、今回の入札の需要は堅調だった。40年債入札が無難な結果だったことに加え、午後にかけ日経平均が急落したことから先物は144円近辺まで上昇した。前日に米長期金利が一時2.89%まで上昇した影響は限定的だった。
 この日の先物9月限は143円66銭で始まり、高値は144円03銭、安値は143円64銭、終値は前日比26銭高の143円99銭。出来高は2兆981億円。10年債の利回りは前日比0.020%低下の0.740%、20年債は同0.015%低下の1.670%、30年債は同0.010%低下の1.800%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)