株安なら一段安も=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

株安なら一段安も
東京市場のドル/円相場は午前中こそ97円台後半でもみ合っていたが、20日移動平均線(執筆時点:97.88円付近)の上値の重さを払拭できず、午後に入ると日経平均株価の下げ幅拡大を受けて97.00円前後まで値を下げた。

97.00円前後は8月8-12日に上値抵抗線となった水準であり、一定程度の底堅さは確認できる。しかし、欧米株が軒並み下げてしまえば、ここを下抜けて一段安となる可能性は十分にある。割り込んでしまうと、8日安値95.80円が次のターゲットとして視野に入ってくる。

手掛かり材料難な上、21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表を控えて手控えムードが拡がりやすい中、株価が急落するようなことがあればストップを絡めて下値を切り下げることも有り得るため、97.00円付近まで下げた場合はその後の展開に要注意だ。
一方、97.00円で足場を固められた場合、再び20日線付近まで切り返す余地が生まれるだろう。