あす(21日)の為替相場見通し=アジア通貨安の行方注視

 あすの東京外国為替市場の円相場は、アジア通貨安の行方を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=96円50~97円50銭、1ユーロ=129円50~131円00銭。この日は、夕方にかけ一時、96円90銭台まで円高が進んだ。米国量的緩和の縮小の早期開始観測が高まるなか、アジア市場に流れ込んでいた投資資金の引き揚げ観測が強まっている。インド・ルピーなどの一段安があれば、円には買いが流入し96円台前半を目指す展開もあり得る。
 この日のニューヨーク市場の株価や金利動向は注目されるが、21日に7月開催時の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表があり、その内容は一段と市場の関心を集めそうだ。議事要旨で量的緩和縮小の流れが鮮明となれば、リスクオフ姿勢の高まりから一段の円高も予想される。あすは米FOMC議事録発表を前にやや様子見姿勢となることもありそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)