<株式トピックス>=日経平均株価が〝26週移動平均線〟を下回る

 20日の東京株式市場は、後場に入って株価指数先物主導で下げが加速。日経平均株価の終値は、前日比361円安の1万3396円と大幅反落し、6月27日以来約2カ月ぶりの安値水準となった。株安と円高が連鎖する悪循環の傾向が鮮明となった。
 日経平均株価が下降トレンドとなるなかで、次々と複数の移動平均線を割り込んできたが、20日にはとうとう、26週移動平均線(1万3525円)を割り込んだ。もちろん週間単位の指標なので、週末23日の株価水準で判断するものだが、一部市場関係者のあいだで「心理的にはダメージが大きい」との見方も出ている。
 昨年11月半ばにスタートした今回の〝アベノミクス上昇相場〟では、初めての26週移動平均線割れということになる。週末までに大きく戻して、割り込みが回避されることを期待しているが、もし逆になった場合は、ある程度中期的な期間での調整を覚悟する必要が出てくる。
 また、米株式市場に変調の兆しが見えてきたことも気懸かりだ。NYダウ平均株価は、19日まで4営業日続落で、心理的なフシ目とされる1万5000ドル割れ寸前まで低下しており、モメンタムから判断すると調整基調にあり、トレンドラインの転換を含めて、こちらも正念場を迎えている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)