東京株式(前引け)=アジア新興国懸念で続落

 21日前引けの日経平均株価は前日比106円安の1万3290円と続落。前場の東証1部の売買高概算は9億9296万株、売買代金は8363億円。値上がり銘柄数は429、対して値下がり銘柄数は1143、変わらずは179銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は朝方高く始まったものの買いは続かず、新興国株式と通貨下落の流れが顕在化するなか、引き続き下値模索の展開となった。アジア市場では、米国の量的緩和政策の縮小思惑に加え新興国の経済成長鈍化懸念から資金流出が続いており、これが日本株にも影を落としている。日経平均は前日に360円強の下げをみせていただけに朝方は突っ込み警戒感からの押し目買いが入っていたが、次第に戻り売りに押され、時価は26週移動平均線をわずかに下回るなどトレンド転換の分水嶺に立っている。
 個別ではディーエヌエー、グリーが大幅安。KLabも売られ、新日理化も安い。ケネディクスも売られた。三菱自動車、タチエスも急落。半面、住石HDが商いを伴い買われ、フルキャストHDも買い優勢。ネオス、日写印なども急伸。主力では三菱商事がしっかり。渋谷工も買いが先行している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)