<話題の焦点>=注文5割増の日も!猛暑で恩恵、ネットスーパー

 猛暑が続いている。12日には高知県四万十市で気温41.0度を記録し、2007年に観測された40.9度(埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市)を上回り、国内での観測史上1位の記録を更新した。

 こうした連日の猛暑に伴い株式市場でもビールや清涼飲料水、氷菓、エアコンなどの猛暑関連銘柄が注目を集めたが、いずれも「今さら」の感がなくもない。

 しかし、猛暑でメリットを受ける業種はまだほかにもある、ネットスーパーだ。食料品などをインターネットで注文し自宅まで届けてもらうネットスーパーは、「アイスを買っても家に着く前に溶けてしまう」「ミネラルウオーターは重くて持ち帰るのが大変」「そもそも暑くて出歩くのが面倒」といった声を背景にこの猛暑で利用が急拡大しており、「注文件数が5割増となった日もある」(業界関係者)という。特に、水やビール、アイスクリームなどの販売が好調だ。

 これまでネットスーパーの利用者は、妊娠中や小さい子どものいる家庭や高齢者などが中心だった。しかし、ここにきてそれら既存顧客からの注文者数が増えているほか、共働き家庭層などへ利用者層が広がっている。

 猛暑により思わぬ需要の増加を享受するネットスーパー関連に注目したい。

◆主なネットスーパー関連銘柄
夢の街<2484.T>    「出前館」にネットスーパーも加盟
ローソン<2651.T>   「らでぃっしゅローソンスーパーマーケット」を展開
オイシックス<3182.T> 農薬や添加物などに配慮した成果物や加工食品などを販売
セブン&アイ<3382.T> 傘下のイトーヨーカ堂が展開。取扱商品3万点は業界最大
楽天<4755.T>     「楽天マート」を展開。カタログを配布し電話からの注文にも対応
ダイエー<8263.T>   アイテム数1万点以上。価格は原則店頭と同じ
イズミヤ<8266.T>   大阪、兵庫、京都市内の各一部で「楽楽マーケット」を展開
イオン<8267.T>    店舗を展開しているすべての地域でネットスーパーを展開

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)