近鉄が後場一段安、公募増資など発表で希薄化や需給悪化を懸念

 近畿日本鉄道<9041.T>が後場一段安。前引け後に公募増資や売り出しなどで、手取り概算額合計上限783億3612万円を調達すると発表しており、一株利益の希薄化や需給の悪化を嫌気した売りに押されている。公募により1億7000万株の新株を発行するほか、オーバーアロットメントによる売り出しに伴う野村証券を割当先とした2550万株の第三者割当増資などを実施する予定で、新株の発行価格は9月4~10日に決定し、払込期日は9月11~18日。調達資金は、阿部野橋ターミナルビル「あべのハルカス」タワー館建設工事や、車両改造など車輌関係工事、長期借入金の返済などに充当する予定という。なお、近鉄の公募増資は1984年以来29年ぶり。

近鉄の株価は12時40分現在391円(▼32円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)