東京株式(大引け)=27円高、アジア市場を横目に買い戻し

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 21日の東京株式市場はやや買い先行で始まったものの続かず、新興国株式と通貨下落の流れが顕在化するなか下値模索の展開となったが、後場は売り一巡から買い戻しが入り小幅プラス圏で着地した。
 大引けの日経平均株価は前日比27円高の1万3424円と小反発となった。東証1部の売買高概算は21億226万株、売買代金は1兆8059億円。値上がり銘柄数は577、値下がり銘柄数は1016、変わらずは161銘柄だった。全般は下値突っ込み警戒感から買い戻しが利いたが、売買代金は依然として2兆円台割れが続いている。
 米国の量的緩和政策縮小への思惑を背景に新興国株式下落や通貨安の流れが顕在化する中、東京市場でも下値に対する警戒感が浮上している。日経平均は前日に360円強の下げをみせていただけに朝方反動高となったが、上値は重い。時価はちょうど26週移動平均線上にありトレンド転換の分水嶺に立っている。きょうは、渦中のインドやインドネシアなどの株式が反発したのを受けて後場に入り買い板が厚くなった。為替もやや円安傾向で輸出株の一角に押し目買いを誘っている。
 個別では、トヨタ、東電が安く、ディーエヌエーも大幅安。KLab、近鉄、日本紙なども大きく売られている。半面、渋谷工が買われ、リブセンスも大幅高。ファナックも堅調。住石HDが売買高を膨らませ続急伸となったほか日写印、日光電も値を飛ばした。大阪チタ、邦チタも買いを集めた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)