午後:債券サマリー 先物は続伸、アジア不安残り買い先行に

 21日の債券市場では、先物中心限月9月限は続伸。依然、株式や為替市場の先行きに不透明感が残るなか、安全資産の債券を買う動きが強まった。
 後場の先物は144円20銭でスタートし、一時144円23銭まで上昇した。この日は、「残存期間5年超10年以下」のほか、「同10年超」の買いオペが実施された。応札倍率はそれぞれ2.36倍、2.32倍だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を前に手控え気分も出ていた。20日の米長期金利は2.81%とやや低下したものの、量的緩和縮小の早期開始を意識し先高観も強まっている。議事要旨の内容次第では、再度、米長期金利に上昇観測が高まる可能性もある。
 この日の先物9月限は144円03銭で始まり、高値は144円23銭、安値は143円97銭、終値は前日比13銭高の144円12銭。出来高は1兆8504億円。10年債の利回りは前日比0.010%低下の 0.730%、 20年債は同0.005%上昇の1.675%、30年債は同0.005%上昇の1.805%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)