ロットは変えずに淡々と乗り切る!

焦りは禁物!
日本株市場は、日経平均で見ると、5月から3ヶ月連続でマイナスの状況が続いています。
ただ昨年8月から今年4月までは9ヶ月連続のプラスで、50%近くも上昇。
むしろここ半年上昇し過ぎた感があり、相場は少し落ち着いたとも言えます。

こうした相場では、裁量取引では「休むも相場」という言葉もあるように、勝てると思う時が来るまでじっと我慢して待つというのも1つの方法と思われます。
ただ私が日頃行なっているシステムトレードでは、焦らずに「ロットは変えずに淡々と乗り切る」というスタンスがベターだと考えます。
なぜならシステムトレードでは、過去似たような相場で取引を続けた結果、成績はどうだったのかという検証に基いて取引を行なっているからです。

実際、過去に日経平均が3ヶ月連続でマイナスとなった月はどれくらいあったのか?
月末の終値データを使って調べてみると、全部で17回(10.4%)ありました。
(期間は、2000年1月から2013年7月までの163ヶ月)

では3ヶ月以上連続でマイナスとなるとどうか?

4ヶ月連続でマイナスとなった回数:9回(5.5%)。
5ヶ月連続でマイナスとなった回数:4回(2.5%)。
6ヶ月連続でマイナスとなった回数:1回(0.6%)。

6ヶ月連続でマイナスとなったのは、やはりというかリーマンショックの時でした。

一方、3ヶ月以上連続でプラスとなった月はどれくらいあったのか?

3ヶ月連続でプラスとなった回数:32回(19.6%)。
4ヶ月連続でプラスとなった回数:21回(12.9%)。
5ヶ月連続でプラスとなった回数:13回( 8.0%)。
6ヶ月連続でプラスとなった回数: 9回( 5.5%)。

「連続でプラス」の方が、「連続でマイナス」よりも全体的に多いですね。
時間軸で見た場合、「登り百日、下げ十日」という言葉があるように、下げ相場が一方的に続く局面は意外に少ないようです。

では3ヶ月連続でマイナスとなった後、それ以降の3ヶ月間の日経平均の変化率はどうだったのか?
と言うと、17回中8勝9敗で、平均-5.3%下落という結果でした。
サンプル数は17回と少なく、1σ(標準偏差)も12.2%と大きいため、一概には言えませんが、3ヶ月連続でマイナスとなった後は強い上げ相場に急に転換する可能性は高くはないようです。

ただ今の実体経済では、消費増税や米国金融緩和縮小への懸念は残りますが、経済指標の数値から見ると、景気は着実に改善しつつあります。
反転上昇の可能性は常に視野に入れておきたいところです。