【下落】FOMC内容次第

【予想レンジ】96.00−97.60 【予想時刻】2013年8月21日 18:00
昨日のドル円は軟調な株価に足を引っ張られ上値の思い推移となりました。黒田総裁の発言で盛り返す場面もありましたが、長続きはしませんでした。しかし、一時97.00を割り込み下落を強めるかと思われた場面では踏ん張り97円台へ押し戻す推移となり結局97円台中盤での推移となっています。
【判断は難しい!?】市場の注目は明日のFOMC議事録へ
「量的緩和縮小に関して具体的な議論が行われたのかどうか」、「縮小に関して慎重な意見はどのくらいあったのか」、「フォワードガイダンスの変更に関しては議論されたのか」等から、ハト派色が強いのか、タカ派色が強いのかをしっかりと確認したいところです。ただし、「ハト派な内容➡量的緩和の早期縮小観測の後退➡株価上昇➡ドル買い」とも考えられますが、単純に「ハト派な内容➡ドル売り」となる可能性もあります。逆に「タカ派な内容➡量的緩和の早期縮小観測が強まる➡株価下落➡リスク回避の円買い」、また単純に「タカ派な内容➡ドル買い」というシナリオのどちらも考えられると思います。
結局、フタを開けて、動き出してみないと分かりませんというのが正直な意見です。

7月中古住宅販売件数
FOMC議事録に注目が集まり、存在感が薄くなっている7月の中古住宅販売件数ですが、住宅市場の改善のペースが持続しているかをチェックする上では重要な経済指標です。前回、少し失速していますが市場予想では前月比1.4%増の515万件増と強気の予想になっています。内容次第ではそれなりのインパクトがあると考えられますので注意が必要です。
【リスク】危険な香り?・・・米国株
皆様もニュースなどでご存知と思いますが、現在、米国株式はこれまでの金融緩和でジャブジャブになったマネーのおかげでパンパンに膨れ上がり、市場最高値を次々と更新しました。しかし、ここにきて9月からの量的緩和縮小が本格的に意識されはじめると上値の重い推移に変わってきました。何らかのきっかけで急落という展開になると恐怖が恐怖を呼び、大きな下落へ・・・、日経平均も大幅安、ドル円急落なんてシナリオが全くないとは言い切れません。このようなシナリオにならないことを祈っていますが相場に入るときは、最悪のシナリオも想定し、しっかりとしたリスク管理も必要です。