東京株式(寄り付き)=米国株続落歩調を受けて軟調

 22日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比110円安の1万3314円と反落。前日は小幅高に切り返したものの、先物主導の戻りで閑散相場が継続するなか買い意欲は限定的。きょうは、前日の米国株市場でNYダウが6日続落でフシ目の1万5000ドル台を割り込んだことから、これを受けて主力株中心に広範囲に売りが優勢となっている。注目された7月30~31日開催のFOMCの議事要旨の内容は、緩和の縮小時期について慎重な意見もみられたが、年内の縮小開始の可能性は高いとの見方が強まり米国株の軟調地合いに反映されている。量的緩和の縮小への思惑が、新興国市場からの資金流出につながっており、引き続きアジア株市場やアジア新興国通貨の動きを横目に全般は神経質な動きが続きそうだ。リスクオフの流れが意識される中も為替市場では1ドル=97円台後半の推移で、日米金利差拡大の思惑からそれほど円高傾向を強めていない点はプラス材料で、輸出株の押し目買いを誘う場面もありそうだ。業種別には33業種中、鉱業などを除きほぼ全面安商状。値下がりで目立つのはその他金融、不動産、空運、海運、非鉄など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)