外為サマリー:1ドル97円80銭前後の円安、米FOMC議事要旨は中立要因に

 22日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=97円88~89銭近辺と前日午後5時時点に比べ31銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=130円52~56銭と同14銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は97円80銭前後の円安で推移。前日、市場の注目を集めた7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表された。「想定通り経済状況が改善した場合、年内に縮小を開始し、2014年半ばに証券購入を停止する」という会合参加者の認識は一致したが、量的縮小開始の時期に踏み込んだ議論は乏しかった。このなか、9月の量的緩和縮小開始の見方に大きな変化はないとの観測が強まり、米長期金利は2.89%に上昇。日米金利差拡大からの円売り・ドル買いが優勢となっている。
 FOMC議事録は、従来の見通しに変化を迫らない「中立」要因だったが、今後の景気指標次第であることに変わりはなく、この日発表される米国の新規失業保険申請件数などが注目されている。
ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3336~37ドルと同 0.0055ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)