午後:債券サマリー 先物は3日ぶり反落、米金利上昇懸念を警戒

 22日の債券市場では、先物中心限月9月限は3日ぶりに反落。米国の金融政策による米長期金利の上昇懸念が強まったほか、円安の進行を受け売りが先行した。
 後場の先物は144円02銭でスタートし、一時143円82銭まで下落した。前日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、量的縮小開始の時期にまで踏み込んだ内容はなかった。このなか9月の量的緩和縮小開始の見方に大きな変化はないとの観測が強まり米長期金利は2.89%に上昇。日米金利差の拡大観測から円安・ドル高が進んだことから、債券市場では売りが先行した。また中国・8月HSBC製造業PMIが50.1と市場予想(48.2)を上回ったこともリスクオン姿勢から債券安要因となった。
 この日の先物9月限は144円02銭で始まり、高値は144円10銭、安値は143円82銭、終値は前日比19銭安の143円93銭。出来高は2兆4014億円。10年債の利回りは前日比0.015%上昇の 0.745%、 20年債は同0.015%上昇の1.690%、30年債は同0.005%上昇の1.805%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)