ドル高基調が継続=外為どっとコム総研 神田卓也

米金利上昇などから1週間ぶり高値へ
本日のドル/円は、1週間ぶりに98.40円台を示現するなど堅調に推移した。昨日の米FOMC議事録を受けて米長期金利が上昇した事や、新興国通貨に対してドル高が進んだ事がドル/円の上昇につながった。
99円台を覗う展開も、株安に注意
9月の米FOMCで量的緩和縮小が始まるとの見方が広がっており、当面はドル高基調が維持される可能性が高そうだ。今月15日高値の98.65円を上抜ければ99円台を覗う展開となろう。ただし、株安がリスク回避の円買いを誘発する可能性がある点には注意が必要だ。
昨日の米国市場では、NYダウが15000ドルの大台を下回ってクローズするなど、長期金利の上昇を嫌気する形で株価が軟調に推移した。リスク回避ムードが高まれば、ドル/円の下落につながる事も考えられる。
8月雇用統計への期待を高めることになるか
材料面では、8/17までの週の米新規失業保険申請件数(21:30)の結果が注目される。このところ同件数は32-33万件台で推移しており、米雇用市場の好調ぶりを示している。今回も好結果が続けば、8月雇用統計への期待が高まる事になりそうだ。