株とテクニカルポイント睨み=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

株とテクニカルポイント睨み
ドル/円は昨日、これまでの上値を押さえていた98.00円のラインや、60日移動平均線(昨日時点:98.33円)などを次々と突破し、98円台後半まで上値を伸ばした。

昨日の上昇は中国経済指標を好感しての欧米の株高が背景にあったため、本日も同様の流れが続くとは限らないが、為替の独自材料が本日のように乏しい日の場合、やはりドル/円の方向感は米長期金利や株価頼みにならざるを得ない。

本日も株等の動き次第で上下どちらに動く可能性も有り得ると認識しておくべきだろう。上昇した場合、まずは99.00円が視野に入る。この水準は100日移動平均線(執筆時点:98.96円)もあり、相応の堅さが観測されると考えられる。ここを突破すると、7月8日高値101.53円から8月8日安値95.80円までの下げに対する61.8%戻しの水準である99.34円が次のターゲットとなりそうだ。
一方、下げた場合は昨日突破してきた60日移動平均線(執筆時点:98.30円)、そして98.00円がそれぞれ目途として意識されよう。