外為サマリー:一時1ドル98円90銭台の円安、9月量的緩和縮小を意識し水準訂正

 23日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円85~86銭近辺と前日午後5時時点に比べ64銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=131円94~98銭と同82銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は98円80銭台の円安で推移。午前9時40分過ぎに98円98銭まで売られる場面があった。21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を経て、米量的緩和縮小の9月開始観測に大きな変化は見られなかったことから、円売り・ドル買いの動きが強まっている。22日の米長期金利は2.88%と高止まりを続けた。日経平均株価が大幅高となっていることも、リスクオン姿勢からの円売り・ドル買いを呼ぶ要因となっている。
 22日から始まった米ワイオミング州ジャクソンホールでの経済シンポジウムは、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が出席しないため、例年に比べ関心は低いが、黒田日銀総裁などの出席が予定されており、要人発言も注目されている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3348~49ドルと同 0.0003ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)