東京株式(大引け)=295円高、世界の景況感改善を好感

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 23日の東京株式市場は買い先行、後場は先物主導で一段高となったが、週末ということもあり、大引けはやや伸び悩む展開となった。 
  大引けの日経平均株価は前日比295円高の1万3660円と急反発となった。東証1部の売買高概算は22億5529万株、売買代金は1兆8775億円。値上がり銘柄数は1357、値下がり銘柄数は286、変わらずは109銘柄だった。全体の77%強の銘柄が上昇、特に売買代金上位50傑の主力株は文字通りの全面高となったが、売買代金は2兆円割れが続いている。 
  きょうの東京市場は前日の欧米株市場の上昇で買い安心感が台頭したところに、為替の円安が主力株に大きく味方した。8月のPMIなど最近の景気指標から中国の景気減速懸念が後退、欧米のPMIも改善を示すなど世界の景況感に回復傾向がみられる。加えて、東京外為市場で1ドル=99円台と足もと円安が進行しており、これを好感する形で輸出主力株中心に買いを集めた。ただ、大引けにかけては上海株が下げに転じたことや週末のポジション手仕舞いに伴う売りが上値を押さえた。
 個別では、トヨタが売買代金を伴い大幅高、三菱UFJなど銀行も買われた。ソニー、ファナックが高く、ファーストリテも高い。KLabは値幅制限いっぱいに買われたほか、群栄化も物色人気を集めた。タカタ、エイベックスも値を飛ばしている。半面、GMOPGが急落、興銀リース、ネオスも大幅安。住石HDが利食われ、渋谷工、T&Gニーズなども売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)