【上昇】100円台への険しい道 OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】98.50−99.85 【予想時刻】2013年8月23日 18:00
昨日は中国の良好な製造業PMIの後、欧州圏のPMIも良好なものがつづいたことや米経済指標も比較的良好な結果となったこと、米金利上昇、株価の反発などを受け円売りドル買い地合が強まり、本日99円台まで上昇してきました。ここで意識されるのはやはり100円台へ突入できるかどうかということになりますが、すんなりとこのまま上昇し抜けるのは難しいと考えます。ビンビンの相場になるためには更なる材料が欲しいところです。
テクニカル的には日足チャートで三角保合いの状況が続いています。現在上抜けにトライしているところですが押し戻されてしまっている状況です。この上値抵抗線を上抜けることが出来れば100円トライへ向かうと考えられます。
また、OANDAの顧客の取引状況をみると、現在ドル買いのポジションを保有して利益の出ているプレイヤーも多く100円が近づくところでは利益確定の売りオーダーが溜まっていることから、頭が重くなるということも考えられます。

新規失業保険は市場予想こそ下回ったものの好調キープ 
昨日発表された米新規失業保険申請件数は市場予想33.0万件に対して33.6万件となり発表後ドル売りが強まる場面がみられましたが数値的には悲観するような内容でもなく、4週間移動平均でも33.05万件と2007年11月以来で最低の件数となったことからドル売りは長続きしませんでした。

住宅価格指数、景気先行指数も良好な結果
昨日発表された住宅価格指数、コンファレンスボードの景気先行指数などは市場予想を上回る好結果となりました。住宅価格が堅調な推移を続けていることからも米経済の改善が継続していることが確認できます。
【参考データ】OANDAグループの顧客の取引状況
昨日からの上昇を受けドル円の買いポジションは65.73%と減少しています。しかし、まだ100.00にかけての厚い利益確定の売りオーダーが並んでいることから上値を押さえる手助けをする可能性があります。