外為サマリー:1ドル98円70銭台の円高に、米住宅指標伸びず不透明感も

 26日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円70~71銭近辺と前週末午後5時時点に比べ30銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=132円15~19銭と同7銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は98円台後半への円高が進んだ。先週末23日に発表された米・7月新築住宅販売件数は39.4万件と市場予想(48.7万件)を大きく下回った。この発表を受け、米量的緩和(QE)の縮小開始に強弱感が対立。QE縮小観測がやや後退したほか、縮小を実施したとしても規模は小幅にとどまるとの見方が強まった。米ワイオミング州ジャクソンホールでの経済シンポジウムを通じた米連銀総裁などの要人発言もQE縮小に関する見方にはばらつきがあり、依然、先行きへの不透明感は払拭されていない。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3385~86ドルと同 0.0044ドルのユーロ高・ドル安で推移している。ユーロ圏の経済指標には底堅い数字が出ていることからユーロ買いが強まっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)