<話題の焦点>=高配当利回り銘柄、9月末の権利取りへ投資妙味

 株式市場は目先、調整色を濃くしているが、ここからの狙い目が〝高配当利回り銘柄〟への投資だ。

 東証1部加重平均予想配当利回りは、21日時点で1.89%の水準にある。超低金利のなかでは魅力的な水準だが、市場には配当利回りが3%を超える銘柄が数多く存在している。

 日本企業の手元資金が増加するなか、積極的な増配を実施する企業が増えている。株主還元に加え、外部からのM&Aなどに備える企業防衛の意味を込め高配当を実施する企業も少なくない。

 表は、東証1部の中間配当を実施する主な高配当利回り銘柄をまとめたもの。武田薬品工業<4502.T>やエーザイ<4523.T>など薬品株やNTTドコモ<9437.T>といった潤沢なキャッシュフローを誇るディフェンシブ系銘柄が顔を出している。また、三井物産<8031.T>や住友商事<8053.T>など大手商社も株主還元に前向きで高配当利回りだ。

 さらに、今期好業績で増配を実施する太陽ホールディングス<4626.T>、それに兼松エレクトロニクス<8096.T>、大東建託<1878.T>などに注目したい。

◆中間配当を実施する主な高配当銘柄

 銘柄<コード>    利回り     株価

ネットワン<7518.T>  4.23     782
太陽HD<4626.T>   4.09    2932
兼松エレク<8096.T>  4.08    1221
武田<4502.T>     3.96    4470
大東建託<1878.T>   3.84    8880
NTTドコモ<9437.T> 3.83  156400
エディオン<2730.T>  3.78     517
オートバクス<9832.T> 3.77    1437
エーザイ<4523.T>   3.75    3980
三井物産<8031.T>   3.71    1372
住友商事<8053.T>   3.69    1268
第一三共<4568.T>   3.68    1627
リョーサン<8140.T>  3.66    1640
伊藤忠<8001.T>    3.60    1162
ゲオHD<2681.T>   3.57   89600
ティーガイア<3738.T> 3.56     988
平和<6412.T>     3.53    1685
IDEC<6652.T>   3.43     864

※株価は21日終値。単位:%、円

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)