外為サマリー:1ドル98円10銭台の円高、シリア情勢への懸念でリスクオフに

 27日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円11~12銭近辺と前日午後5時時点に比べ41銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=131円28~32銭と同41銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は98円10銭台への円高が進行。午前9時30分過ぎに一時、98円02銭をつけている。前日発表された米・7月耐久財受注は前月比7.3%減と市場予想(4.0%減)を下回った。この発表を受け、米景気への楽観的な見方が後退し、米長期金利は2.8%割れへ低下した。米金利低下に伴い日米金利差縮小観測から円買い・ドル売りの動きが強まった。また、シリアへの米国の軍事介入懸念でNYダウが下落。今後のシリア情勢の行方に不透明感が強く、市場にはリスクオフ姿勢が台頭している。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3380~81ドルと同 0.0013ドルのユーロ高・ドル安。イタリアでは自由国民党が連立政権離脱の可能性を警告したことから、再度、政局不安が台頭しており、ここ強含んでいたユーロも、この日は売り優勢となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)