太平洋セメが底堅い、増額濃厚で年初来高値にらむ展開

 太平洋セメント<5233.T>が底堅い。7月の国内セメント販売量は411万トンと前年同月比2ケタの伸びで、アベノミクスの一環である「国土強靭化」の始動が同社の収益環境に強力なフォローウインドとなっている。また、米国の住宅市況の回復などで北米向けセメント需要も回復している。今3月期経常利益は会社側見込みの400億円(前期比22.4%増)を大幅に上回る可能性が濃厚とみられるだけに押し目には買い板が厚い。チャートも強い足で5日移動平均線を下支えに高値圏で売り物をこなしなお上値指向、8月14日の年初来高値379円払拭を射程にとらえている。

太平洋セメの株価は10時50分現在371円(△1円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)