<話題の焦点>=財布のひも再び締まる? 大手スーパーPB、商品展開に期待

 アベノミクスで財布のひもが緩んだと言われているが、ここにきて再び、そのひもが締まり始めたようだ。9日に内閣府が発表した「7月の消費動向調査」によると、一般世帯の消費者態度指数は前月比0.7ポイント低下し43.6と2カ月連続で前の月を下回っている。また、「収入の増え方」も0.6ポイント低下し、こちらも2カ月連続で前の月を下回りパッとしない。アベノミクスの目指すところにデフレからの脱却があるが、急速に進んだ円安も加わり食料品などの値上がりが目立ち、庶民の生活を圧迫している。

 年初は株価の急上昇などで景況感もアップ、株式市場でも高額消費関連銘柄などがもてはやされたが、消費税増税に向けての動きなども加わり、庶民は1円でも安い品物を求める〝生活防衛〟の動きに出始めている。

 ここで注目したいのが、大手スーパーのプライベートブランド(PB)だ。より良い商品を1円でも安くを念頭に、各社独自の商品を開発している。「トップバリュ」のイオン<8267.T>は「現在、約6000品目を展開、今後はそれの入れ替えで、一層の良い商品を提供していきたい」と攻めの姿勢を崩さない。セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>も「セブンプレミアム」で猛追している。その他、マルエツ<8178.T>の「maruetsu365」、ユニーグループホールディングス<8270.T>の「スタイルワン」など各社がしのぎを削っている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)