東京株式(前引け)=朝安から押し目買いに下げ渋る

 27日前引けの日経平均株価は前日比3円高の1万3639円と小反発。前場の東証1部の売買高概算は8億4388万株、売買代金は6589億円。値上がり銘柄数は693、対して値下がり銘柄数は860、変わらずは187銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場がシリアに対する地政学的リスクの浮上から取引終盤に売られたことなどを嫌気して、リスクオフの流れの中で始まった。ただ、全般売買代金が低調ななか閑散に売りなしの状況で下げ圧力も限定的。寄り付きの売り一巡後は、主力電機株の押し目に買いが入り徐々に戻り足に転じ、前引けはわずかながらプラス圏で着地している。アジア株は総じて軟調だが、中国・上海株が底堅い動きをみせていることも買い安心感につながった。
 個別では東電が反発、ソニー、日東電工も買われた。伊藤忠、東急不なども高い。材料株物色も活発で、ゼリア新薬、新日理化が値を飛ばし、MUTOH、群栄化、ローランドDGなど3D関連も人気となった。半面、トヨタ、富士重が冴えず、住友不、東建物など不動産株も軟調。ネオス、多木化、渋谷工なども大幅安となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)