PSSなどバイオの一角が高い、iPS細胞備蓄計画が進行

 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>、ナノキャリア<4571.T>などバイオ関連の一角が買いを集めている。目の難病患者を対象に14年夏をメドにiPS細胞を使った初の患者治療が国内で開始される方向にある。直近では理化学研究所が人間のiPS細胞から赤血球を大量に作る基盤技術を開発したと27日付の日本経済新聞が報じており、これも手掛かりとなった。既に京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授は今年度中にもiPS細胞をあらかじめ作って備蓄する計画を進める意向を表明しているが、山中教授が26日、都内で行われた講演でiPS細胞を備蓄する事業について提供者の選定が最終段階にあることを明らかにしたと伝わったことも関連銘柄の株価を刺激している。もっとも、バイオ関連は国策支援を背景に先駆して人気化したものの、時価は買われ過ぎの反動が出ており、個人投資家の戻り売り圧力も強いセクターだけに上値が重いものも多い。

PSS株価は13時33分現在17万6000円(△1万1500円)
ナノキャリアの株価は13時33分現在16万5900円(△7400円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)