外為サマリー:1ドル98円ラインの攻防に、シリア情勢への警戒感続く

 27日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=98円08~09銭近辺と前日午後5時時点に比べ44銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=131円15~19銭と同54銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円買いが強まり98円を巡る攻防となった。午後2時50分過ぎには98円ちょうどまで円高が進んだ。シリアへの米国の軍事介入懸念で膨らみ、先行き不透明感から市場にはリスクオフ姿勢が強まった。シリアへの米国の軍事介入となった場合の金融市場の反応は、現時点では見極めにくいが軍事負担増への懸念からのドル売りが膨らむとの見方も出ている。
 今後のシリア情勢の展開に加え、この日米国で発表される6月S&Pケース・シラー住宅価格や8月消費者信頼感指数の内容への関心が高い。また、イタリアでは一部政党が連立政権からの離脱を示唆しており政局不安も懸念されるなど、ユーロにも不安材料が台頭している。ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3367~68ドルと前日比変わらずの横ばいで推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)